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- 1. 『十二夜』におけるタイトルの象徴性
― シェイクスピアの肯定的恋愛観と結婚観 ― - 2. プロスペローの心の平和は何によってもたらされるのか
― ジャンルクリティシズムの向こう側 ― - 3. 「一致させんとす、されど一致せず」
― アントニーとクレオパトラの愛の姿 ― - 4. 『スパイ』における二重構造
― 揺れる価値観と次世代への布石 ― - 5. 『ティファニーで朝食を』のタイトルの象徴性
― ホリーの自由という牢獄とカポーティの救い ― - 6. Symbolism of the Title Breakfast at Tiffany’s
― Holly’s imprisonment named freedom and Capote’s aid for it ― - 7. アン・ブラッドストリートの女性性の表現
― 先駆的思考と男女の理想像 ― - 8. エリザベスとオリバーはなぜ結婚したのか
―『開拓者』における結婚の意味 ― - 9. Why do Elizabeth and Oliver get married? :
the meaning of marriage in The Pioneers - 10. 『ジョバンニの部屋』の意味するところはいったい何か
― デイビッドの自己欺瞞とアメリカ的価値観 ― - 11. 「春」(Vernal)、緊張と解放、ヴェリーナの流した涙
- 12. 『モヒカン族の最後』と『古都』の不変性と固定化
― 時代と文化を超えた両者の交わり ― - 13. 『この日をつかめ』におけるテーマ分析と時代的意味
- 14. A Thematic Study of Seize the Day and the Meaning of the Time
- 15. 目を閉じて見えた大聖堂―虚構が実相に迫った瞬間
- 16. A Visible Cathedral with Closed Eyes: the Moment Imagination
Comes to Reality - 17. 亡霊の過去を表す「愛されるべき」ビラブド、
愛を表す現在の「愛されている」ビラブド - 18. バーナムの森はなぜ動いたのか―
『マクベス』における移動する森の必然性 - 19. 『愛と死』と『ある婦人の肖像』を較べて
― 愛する者の死がもたらす両極性 ―
- 20. 『ハムレット』における亡父との連帯
― 悲劇の中に見られる未来性 ―
- 21. 『マイ・アントニア』における両立する太陽と月の象徴性
- 22. 錯覚という感性に溺れたエドナ
―『目覚め』における憧れの消失 ― - 23. 『ジャズ』における過去、現在、そして未来
― 緊張から調和への成長 ― - 24. 『オセロー』における口づけが意味すること
― 境界を無視した主人公とその悲劇 ― - 25. アントン・チェーホフ『桜の園』は喜劇になりうるか
― インテリゲンチアの穿つ真理 ― - 26. 『赤い武功章』においてヘンリーは本当に成長したのか
― 起点回帰と組織的思考の喪失 ― - 27. 『リア王』におけるリアの盲目の死が暗示する事
― 死によるモラル回復の不可能性 ― - 28. 『ボヴァリー夫人』と『ライ麦畑でつかまえて』対照研究
― 型からの脱出と型への進入という空想と現実の差異 ― - 29. 『夜はやさし』における女性の機能とディック転落の自己責任
- 30. ナボコフ『ロリータ』は1 9 5 0 年代の性解放への反動か
― 象徴性と具体性排除の視点で作品を読む ― - 31. 『見えない人間』と『ジョバンニの部屋』の類型と類型外
― 両作品に見られる無意識という夢と意識 ― - 32. 『お気に召すまま』におけるエピローグの働き
― 偶然性と一時性から普遍性への変化 ― - 33. “ Except the heaven had come so near ”(F702)の分水嶺
― 形而下の喪失と形而上の喪失の両者混合 ― - 34. 『女の一生』と『ペリクリーズ』の女性登場人物を較べて
― 愛を回復させる役割のロザリとマリーナ ― - 35. 『白い牙』に見られる特殊性と一般性
― 作者ロンドンの一般性への希求 ― - 36. リチャードの死とボリングブルックへの王権推移の意味
―『リチャード二世』における解消される二面性 ― - 37. 『メイおばちゃんの庭』における風舞の象徴性
― 視覚化と愛の継承・顕現 ― - 38. 『ヴェローナの二紳士』における共通の意味とその変化
― ヴァレンタインとプロ―テュースの共通性 ― - 39. 『エドワード3世』に見られる王権の意味の変化と喜劇性
- 40. 『きらきら』における意味探求のプロセスとタイトルの意味
- 41. 『サー・トマス・モア』における二重性
― 構造とキャラクターの重なり ― - 42. 川端康成の短編とサリンジャーの短編の死の表象の差異
― 「恐しい愛」、「百合」と「バナナフィッシュに最良の日」 ― - 43. 『ソロモンの歌』における終わらない作品の意味
― ミルクマンの継続する探求 ― - 44. 『二人の貴公子』における試合を見ないエミーリアはどんな意味をもつか
- 45. 『から騒ぎ』冒頭の伝達と作品全体のテーマとの関わり
- 46. 『アテネのタイモン』における絵の贈り物とタイモンの両義性
- 47. 『路上』におけるサルとディーンの別れの意味と時代変化
- 48. 『コリオレーナス』に見られる主人公の現実からの乖離
- 49. ヘミングウェイ「僕の父」の全体構造と冒頭文、終末文の関係